2024年に会社辞めて独立

会計事務所職員がぶつかる悩み課題を解決する方法

この記事では、会計事務所職員向けに、ほとんどの人がぶつかる悩み課題について解説します。
現役会計事務所職員の立場として、共感いただけると考えます。
また、商品やツールの紹介ではありません。
会計事務所に所属していれば、誰でもぶつかる悩みや課題を解決する糸口になればと考えています。
是非ご覧ください。

会計事務所職員のほとんどの人がぶつかる悩み課題
※前提として、毎月顧問報酬ありの契約先を担当している会計事務所職員向けです。

・顧客への報告スタイルが標準化されていない

どういうこと?

私は会計事務所に入社し、7年目です。
中途のため、前職があり、営業職を4年ほどしていました。
前職の会社も含めてですが、会社に入って始めのうちは、いろんな先輩方に同行するOJTスタイルで仕事を教えていただきました。

人によってそれぞれやり方が違う

「俺のやり方はこうだ」という人がほとんどでした。
当時からおかしいと思っていました。
「あなたのやり方じゃなくて、会社の方針や、基本のやり方を教えて欲しい」

中小企業あるあるですよね(笑)

会計事務所での仕事は、顧客の月々の簿記指導・手伝いを行い、スムーズな決算を行う。
その中で、税務相談・節税・税務調査対策など対応していきます。

基本の仕事である月々の簿記結果の業績報告や決算報告は私たちが行います。
・何を報告すればいい?
・どんなフォーマット資料がいい?
会計事務所で働くようになって、これで悩むし、時間も要してました。

ちなみに、そもそも経営者に業績報告してない。
ただ試算表、決算書を渡すだけの人もいました。

解決策

まずは声をあげること
報告や資料フォーマットを統一するのに反対する人はいないはずです。

自社の力だけで解決しようとしないこと
こうしたい、ああしたいという意見はでるでしょうが、それを形にしていくのは膨大なスキルや時間をようします。
業務用フォーマット作成会社に委託しましょう。
そしてなるべく資料作成に時間を取られない報告フォーマットシステムを作りましょう。
直接の売上は生みませんが、顧客満足度UP・業務効率UP・人財育成に繋がります。
必要な投資です。

目次に戻るテキストリンク

担当先がほぼ固定 下手したらずっと変わらない

どういうこと?

一度その顧客の担当になったら、トラブル・退職ない限りずっと固定

これも中小企業あるあるですよね。

前職でもそうでしたし、現職でもそうです。

たいがい先輩方がやりたくない所、面倒な所、うまみがない所が回ってきます。
新規とかもそうですね。
ただ私としは、そのよう顧客もしっかりコミュニケーションを取れば、楽しくお付き合いできるようになります。
新規なんか、ゼロから軌道に乗せるの楽しいですし。

思うのは、顧客に対して、よっぽどトラブルがない限り、担当者固定というのは、まず顧客にとってよくないし、担当者にとってもよくないです。
上記で標準化など述べましたが、体制を整えても、個人は完璧ではありません。
ずっと同じ人だと、やり方や考え方が偏ってしまいます
新しい発見も無いと思います。

解決策

まずは声をあげること
ただ、ベテランほど反対意見が出る可能性あります。
現状に慣れすぎているからです。
ただ、いつかは皆退職し、その時担当は変わる

一部ずつ定期的な担当替えを行う
総シャッフルはさすがにできないと考えます。
徐々に少しずつ、ベテランと若手中堅を入れ替えるのがいいです。
ただ、顧客の規模も判断しつつです。

人事評価制度を導入する
社員の負担は増えます。
知識やスキルも向上させていかないといけません。
社員のエンゲージメント(会社への貢献意欲)は今後無視できない時代に突入します。
働きぶりと給与に連動性がなく、ただ頑張れ!ではモチベーション下がります。

目次に戻るテキストリンク

まとめ

今回は中小企業でよくある問題。
その中で私も属してる会計事務所の話題を取り上げました。
日本の企業の99%は中小企業です。
日本の経済が上昇するには、中小企業の利益・生産性が上がらないといけません。
そのために一部例として、業務標準化や顧客担当について書いてみました。
ここで言いたいのは、現場をよく知る私たちが、意見を出して行動しよう。
それだけです。
私はいつかは会社を出て独立したいと考えていますが、今いる会社は好きですし、もっとよくなるよう意見出して行動します。(うざがられるかもしれませんが(笑))

以上です。
人生に選択肢を持ちましょう!ではまた(^^)/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です